インド・ニューデリー「Gifts World Expo Delhi 2025」に出展～海外市場で広がる畳・和文化製品の可能性～

株式会社キツタカは、2025年7月24日～26日にインド・ニューデリーで開催された 「Gifts World Expo Delhi 2025」 に出展いたしました。

今回はその様子をまとめた 展示会レポートをお伝えします。

◆日本文化を体感できるブース演出

この展示会はインド最大級のギフト専門展示会で、来場者数は 31,495人、出展ブースは 650展にのぼり、世界中からバイヤーが集まる注目のイベントです。

キツタカのブースでは、畳を中心に置き畳、ミニ畳、畳コースターなどを展示しました。

さらに、企業ロゴや写真をプリントできるプリント畳コースターや組子ランプ、豊富な柄を取り揃えた畳ヘリも紹介しました。

また、扇子、和紙製品、金属折り紙、水平に開くノート・ガチャガチャ なども他社様よりお借りして展示し、日本文化の魅力を幅広く体感いただけるブースづくりを行いました。

◆現地バイヤーから高い関心を集めた商品

会期中は、多くの方にブースを訪問していただき、約300名の来場者の方と商談をさせていただきました。

特にインド最大級の光の祭典「ディワリ」に向け、コーポレートギフトを検討するバイヤー層からの注目を集めました。

人気を集めたのは、企業ロゴや記念デザインがプリントできるプリント畳コースターや、扇子でした。

「畳はインドにはない商材で珍しい」、「ギフト市場に新鮮さをもたらす」という、お声をいただき、現地市場での独自性を強く感じました。

◆海外市場で広がる「畳」と「エコフレンドリー」需要

画像：小上がり「和空間Oasis」の畳はインドで人気の高い金色で特別に製作し、展示しました。

来場者からは、「畳縁の柄が美しく、種類が豊富」、「エコフレンドリーな商品に注目している」といった意見が寄せられました。

近年、欧州トレンドの影響もあり、インド市場でも 天然素材・環境配慮型ギフトへの関心が高まっています。

畳や和紙といった自然素材製品は、サステナブルな価値を提供できる商材として評価されました。

◆キツタカの海外展開について

今回の展示会出展を通じて、海外市場における畳の可能性を改めて実感しました。

畳の魅力や和文化を知らないお客様に一から説明することは容易ではありませんが、現地の反応から「新しい市場を切り拓く余地がある」と確信しています。

今後もキツタカは、海外展示会や現地バイヤーとのネットワークを通じて、畳・和文化製品の海外展開を積極的に進めてまいります。