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組子障子は、細く加工した木材を組み合わせて美しい文様を作る、日本の伝統的な建具です。
繊細な組子細工が生み出すデザインは、和室だけでなく、店舗やホテルなどの空間デザインにも多く採用されています。
しかし、実際に組子障子を注文する際には
・どんな情報が必要なのか
・どこを決めればいいのか
と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、組子障子の見積依頼・注文する際に必要な情報とポイントを分かりやすく紹介します。
リフォーム会社や工務店の方が施主へ説明する際にも参考になる内容です。
組子障子は現在は特注製作となるため、見積依頼・注文時にはいくつかの仕様を決める必要があります。
主に次の項目です。
・障子の仕様
・障子のサイズ
・組子細工の柄
・組子細工の柄の細かさ
・木材の色
・紙貼りの有無や種類
それぞれ詳しく見ていきましょう。

組子細工は障子・建具・装飾などに使用することが出来ます。使用方法によって枠などの作り、仕様が変わります。
障子として使用する場合は、鴨居敷居にはめ込んで使う為、しゃくりや引手などの加工をする必要があります。
部屋と廊下、部屋と部屋の間仕切りなどに使用することも可能です。
その場合は片面組子にするか、両面組子にするかをお選びいただく必要があります。
片面組子とは、通常の障子と同じく表面に組子、裏面に障子紙を貼るタイプです。片側から組子文様が見える仕様で、比較的シンプルな構造の為、コストを抑えやすい特徴があります。片面組子には障子紙を貼らないようにすることもできますが、その場合は奥の部屋が見えてしまったり、空調の効きが悪くなるなどのデメリットがあります。
両面組子とは、両側から組子文様が見える仕様で、組子細工同士の間に紙を貼ったり厚いプレートを入れることができます。
高級感のある仕上がりになるため、店舗や旅館などで採用されることも多い仕様です。
装飾としての使用は様々なパターンがあります。
・店舗の壁装飾
・カウンター装飾
・間仕切りパネル
装飾として使用する場合、どのような厚みの枠が必要かなどの情報が必要です。
またキツタカで装飾の設置までは行うことができない為、ご了承いただきますようお願いいたします。

概算のお見積りをお出しするには障子のサイズが必要です。
障子は全てオーダーメイドで設置する場所のサイズに合わせて製作します。
そのため、次のような寸法が必要になります。
・幅
・高さ
・厚み(建具の厚さ)
既存の障子を交換する場合は、現在の建具サイズを測ることでお見積りが可能です。
実際にご注文いただいた際には、職人が現地で寸法取りを行ってから製作に入らせていただきますのでご安心ください。

組子障子のデザインで重要になるのが組子細工の柄です。
デザインにはさまざまな種類がありますが、大きく分けて次のようなパターンがあります。
障子全体に組子柄を入れるデザインです。
存在感があり、空間のアクセントになります。
中央や上部など、障子の一部に組子柄を入れ、その他の部分には縦格子などのシンプルな柄を入れるデザインです。
すっきりした印象に仕上がり、価格も抑えることが可能です。
オリジナルデザインの組子柄を製作することも可能です。
イメージのイラストや写真をお送りいただければ、無料で組子の柄に落とし込んだ上で、お見積りさせていただきます。
店舗デザインや特別な空間演出にも対応できます。
どんな柄があるか気になる方はこちらのコラムをご覧ください。

組子の柄を選んだら、次に柄の細かさ(ピッチ)をお選びください。
画像の緑のライン部分が
・50mm
・75mm
・90mm
の3種類をご用意しています。
50mmは文様が細かく、繊細で高級感のある印象になります。
75mmはバランスの良いサイズ感です。
90mmは比較的シンプルで落ち着いた印象になります。
同じピッチでも、製品サイズによって印象はガラリと変わります。また文様が細かくなるほど、部材や製造の手間が増え高価になります。

キツタカの組子障子には、主に岐阜県産のひのきを使用しています。
お好みで柄の部分の木材の色を変えることが可能です。
木材は3種類あり、ひのきの他に、さくら(アメリカ産チェリー)・くるみ(アメリカ産黒胡桃)があります。さくらとくるみは、組子柄の細かい部分にのみ使用することが可能です。
これらの色を組み合わせることで、和モダンや伝統的な空間など、さまざまなデザインに合わせることができます。

組子障子には、紙を貼ることもできます。
障子紙の主な種類は次の通りです。
和紙でできた一般的な障子紙です。やわらかい光を取り込みます。
質感は普通紙に似ていますが、強度の高い障子紙で、破れにくい特徴があります。
和紙を樹脂で挟み込んでつくられた障子紙で、破けや水への耐久性が高く店舗などにも使われます。
組子のみのデザインとして使用します。
両側から組子が見え、奥側の視認性が良いことがメリットですが、逆に室内などで使用する場合は見せたくない部屋の中が見えてしまったり、空調の効きが悪くなるなどのデメリットがあります。
組子障子の用途や使用場所によってお選びいただけます。
組子障子は基本的に特注製作となるため、注文内容をもとに製作が行われます。
ご注文の流れは次の通りです。
1 仕様の決定
2 概算お見積り
3 寸法取り
4 製作
5 ご納品
製作には通常、約6週間程度かかります。
中国の大型連休(春節や国慶節など)と被ってしまったり、障子の本数が多い場合は更に日数がかかる可能性がありますので、ご注意ください。
キツタカでは、さまざまな組子文様の組子障子を製作しています。
住宅の障子、建具だけでなく
・店舗の壁装飾
・カウンター装飾
・間仕切りパネル
など、さまざまな用途に対応できます。
なかでも、ホテルのエントランスを彩る装飾や、オフィスの壁面装飾、個人住宅の間仕切りなどに取り入れられることが多く、空間のアクセントとして活用されています。
組子ならではの繊細な文様と木の質感は、和の空間だけでなく、モダンなホテルやオフィス、洋室とも好相性。光や照明と組み合わせることで美しい陰影が生まれ、空間の印象をより一層引き立てます。
組子柄やサイズ、色などを空間に合わせて選べるほか、オリジナルデザインの製作にも対応しているため、住宅から商業施設まで、空間のコンセプトに合わせた組子障子をご提案できます。

組子障子は和モダンな雰囲気の空間にしたいときにぴったりな建具です。ぜひ金額や納期で諦めていた現場についても、ぜひ一度ご相談ください。
お見積りやご注文いただく際には、次の情報を決める必要があります。
・障子の仕様
・障子のサイズ
・組子細工の柄
・組子細工の柄の細かさ
・木の色
・紙貼りの有無や種類
これらの仕様を決めることで、空間に合った組子障子を製作することができます。
組子障子の仕様や注文についてのご相談は、キツタカまでお気軽にお問い合わせください。